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Summer Santa Claus
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  2001年 1月のゆんちゃんみなちゃん
ゆんちゃん13才 みなちゃん10才
 
  サマーサンタクロース
   

「ゆんちゃんみなちゃんのことを新聞に載せていい?」
この手配り新聞『サマーサンタクロース』を書こうと思ったとき、わたしは二人に聞きました。
ゆんちゃんはあっさりと、
「べつにィ、いいんじゃない?」
ところが、みなちゃんは、
「そんなのダメ!わたしたちの日常がどんどんばれていくんだよ」
素晴らしい即答でした。
でも、わたしはそうは思いませんでした。読んだ人が、ゆんちゃんとみなちゃんのことを、ちゃんと分かってくれると思ったし、よその家のちょいとした日常を垣間見ることで、自分の子どもや、周りにいる子どもたちのことも、フムなかなか愛しいぞ、と感じてくれると信じていました。そこで、みなちゃんにもそういう風に説明しました。みなちゃんの嫌なことは書かないよ、と約束をしてね。
  ところが・・・、
『給食フキン事件』をみなちゃんに内緒で、記事にしてしまったので、みなちゃんは、たいへん「オカンムリ!」です。
自粛して、『今月のみなちゃん』は、お休みします。ハイ。
 
さて、ゆんちゃんは、相変わらずバスケットに夢中です。ほとんど家にいることもありません。もう、すっかりわたしの手を離れてしまったゆんちゃんです。
さて先日、そんなゆんちゃんと久しぶりに二人きりで、三時のおやつを食べました。もぐもぐとクッキーを頬張るゆんちゃんを横目で見ているうちに、フツフツと『抱っこしたい』という感情が沸き起こってきたのです。あんなにちっちゃくて、どこ行っても、抱っこ抱っこの、ゆんちゃんだったじゃなーい。
「ねえねえ、抱っこしてあげる」と、声をかけてみましたら、
「いいよォ、遠慮するよォ」
恥ずかしそうに、遠慮するゆんちゃんでしたが、
「いいじゃん、いいじゃん」
かなり強引に迫りましたら、
「やめろっていってるだろーがぁ」
体を張って抵抗します。
で、最後にはプロレスとなり・・・、母は、負けました。
ほんとに、大きくなったのね。