◆このコーナーで自分の本を紹介する日がくるなんて!
とうとう絵本出版!です。
おんぎゃ〜! うれしい! おめでとう! 応援してくださいね!
2010年クーヨン1月号(クレヨンハウス)に、ふろくとして登場した『3びきのくまちゃん』(こがようこ文/スティーナ・ヴィルセン絵)が、新刊絵本『あたし おねえちゃんなの』となって出版されました。
しかも書き下ろしの2つの物語を加え、読み応えたっぷりの1冊となっています。
『3びきのくまちゃん』『かあさんのエプロン』『みんなでおでかけ』
3作ともに、おねえちゃんと、双子の妹タンちゃんポポちゃんの物語。
おしゃれなおかあさん!と、今回はおとうさんも登場します。
(やっぱりおしゃれ!)
◆おねえちゃんの気持ちが詰まっています。
おねえちゃんっていうのは本当にたいへんなの。
おまけにタンちゃんポポちゃんは双子でしょ。
まだ小さいからおねえちゃんを困らせることがいーっぱい。
おねえちゃんにしてみれば、へーんなの、と観察したり、もうイヤ!って泣きたくなっちゃうこともあるのです。
それでも、…でもね、やっぱり二人のことがかわいいの。
そんな「おねえちゃん」の気持ちがいっぱいに溢れた作品になりました。
◆裏話をちょっと・・・、
絵はスウェーデンの有名な絵本作家スティーナ・ヴィルセンさん。
この物語を気に入ってくださって、なんともキュートで、おかしくて、かわいいタンちゃんポポちゃんおねえちゃんを描いてくださっています。
今どきのことばを借りるならば、コワかわいい!?…かも。
「日本の絵本じゃないみたい。異国感溢れるステキな絵本になりました!」
編集の福寿さんの第一声です。ほーんと!おっしゃるとおりです。
絵にしていただく時点で、伝わりにくいところはこががイラストを描いてお渡ししたり(キャー!今考えるとあのイラストがスティーナさんに渡ったかと思うと顔から火がボッ!)、こんな絵(ラフ)が届きましたよ、と1枚1枚絵が届くたび、新しいタンちゃんポポちゃんおねえちゃんに、なんとも言えない愛しい気持ちが募ってきました。
なんといっても、スウェーデンと日本とのやりとりです。
編集さまのお仕事に頭が下がるばかりです。
◆読み聞かせにも
ベッドタイムストーリーとして毎晩一話ずつ読んでいただいても、もちろん、お話会での読み聞かせでも楽しんでいただける作品です。
プレゼントにもピッタリよ!
◆おまけ
そうそう、タンちゃんとポポちゃんの違いを、ぜひみつけてみてね。
みつけた人は…こがようこ まで! ハハハ。
2011年9月5日発売!
(2011年8月掲載)