◆「へっ!?」
初めてこの絵本に出合ったとき、わが娘は小学生でした。
毎晩一緒に何冊かの絵本を読んでいたころです。
読み終えると娘はへッ!?と言いました。
「へッ、こんな絵本あっていいの?」
◆奇抜奇天烈
それまでの絵本選びに偏りがあったのかもしれませんが、それにしても、なんとも奇抜で奇天烈な絵本だと感じたのだと思います。
今でもときどき、本屋さんで、わたしたちは『くろずみ小太郎』を手にします。
パラパラッとめくってうーッムと唸ります。
あのときの、へッという気分を時々味わいたくなるのだと思います。
煙に巻かれてみたい皆さんにお勧め!
(2004年7月掲載)
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