◆テレビで見てね
ＮＨＫ教育テレビにて　月〜金　７：４０〜７：４５　２００９年６月半ばまで放映
楽しいクイズ形式の動物アニメーション
スロベニアの絵本作家リラ・プラップさんの原作

◆みんな大好きがおがおぶーっ！が絵本になったよ
子どもたちが大好きな「がおがおぶーっ！」が、絵本になりました。
昨年出版された『シマウマしましまなぜあるの？』を、もっと親しみやすく、NHK教育で放映されている「がおがおぶーっ！」の世界観を前面に出して・・・というのがこの絵本です。
子どもたちは「がおがおぶーっ！」をよーく知っているのですね。
お話会で読むと、保育園や小学校高学年の子どもたちも、そして、おかあさんたちも「がおがおぶーっ！」って言いたいみたいです。
今度の絵本はそんな気持ちに応えてくれる、みんなでたくさん参加できる形に仕上がっています。
もちろん、リラ・プラップさんが動物たちのなぜかな？なぜかな？わかるかな？にも、答えてくれていますよ。

◆リラ・プラップさんのイラストの秘密
さて、がおがおぶーっ！の魅力のひとつは、リラ・プラップさんの描く動物の姿です。
黒い紙にパステルで描いていくキュートな動物たちのイラスト。とても素敵です。
テレビで「がおがおぶーっ！」を楽しんで、今回ご紹介の『なぜ？どうして？がおがおぶーっ！』の絵本を楽しんで、それから、再び昨年出版された『シマウマしましまなぜあるの？』でリラ・プラップさんの描く動物世界に触れてみる！のもよいのでは？
お話会では、できるだけサバサバと、あっけらかん！と読ませていただくようにしています。それでも、充分に暖かさが伝わりますからね。

◆絵本を持って動物園に行こうよ！
この絵本持って、動物園に行っちゃった。にわか雨パラつく平日の動物園、これはねぇ、想像以上に楽しめました。
たそがれ気味に雨宿りするレッサーパンダや、涼しいからか果敢に動き回るやぶいぬ、もちろん、ぞうもライオンも。
そして写真を専門的にとっているおっちゃん、夢中でスケッチをするなぞのサラリーマン（？）、オランウータンのぬいぐるみを抱いて歩くひとりおじいさん・・・など人間ウォッチングも楽しめます。
そういえば、ライオンキングに出ていた友人も、一週間動物園に通いつめて研究したっていってたものなあ。
動物園ってそんなところ。
白黒模様のありくいに、「ぶたじゃない？ぶたじゃない？ねえ？・・・あっ、わかった、パンダ！？」って言っていた女の子には爆笑でした。・・・でね、今度絵本を読むときにはさ、そんな楽しい気持ちがちゃんとのっかってくるんだよね。
うん。動物園に行こうよ！絵本も持って。

（２００９年６月掲載）